政府は、輸出管理の優遇対象国から韓国を除外すること決定しました。これまで韓国側はこの議論に強く反発し撤回を求めてきましたが、政府は安全保障上、必要な輸出管理の見直しだとしています。
韓国側では徴用工の問題の報復措置と捉えられており、報復合戦にならないかという懸念がもたれています。
[box02 title=”【関連学習】キーワード解説”]
- 輸出管理の優遇対象国(ゆしゅつかんりのゆうぐうたいしょうこく)
- 徴用工問題(ちょうようこうもんだい)
政府が適切な貿易管理制度を整えていると認定した国で、軍事転用が可能な規制されている品目を輸出する際に、3年間有効な輸出の許可を得られるなどの優遇処置がある。ホワイト国と呼ばれていたが、経済産業省は名称の見直しをし、「グループA」と呼ばれることになった。
強制徴用被害者訴訟問題とも言われる。第二次世界大戦中に日本の統治下にあった朝鮮や中国での日本企業の徴用により労働した、元労働者やその遺族による訴訟問題
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