世界遺産にバビロン遺跡などが登録

2019年のユネスコの世界遺産委員会では、「百舌鳥・古市古墳群」の他に、文化遺産23件、自然遺産4件、複合遺産1件の計29件が登録されました。

なかでも、イラクのバビロン遺跡については、30年以上に及ぶ働きかけが実っての登録となりました。
バビロン遺跡は古代メソポタミア文明の中心都市として栄えた遺跡です。ユネスコは、文明発祥の地の遺跡を保護することは人類史の証拠を確保することになる、として登録を認めましたが、イラク戦争などによる損傷が激いため、遺跡を守っていくことが今後の課題となります。

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  • バビロン遺跡(ばびろんいせき)
  • 4000年以上前に栄えた古代バビロニア帝国の中心地。イラクのバグダッドの南方約90kmの地点のユーフラテス川の両岸に広がる。遺跡群は10平方キロに及ぶが、まだ18%しか発掘されていない。

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