2019年の参議院選挙では、比例代表に「特定枠」の制度が新たに導入されました。
特定枠は、候補者個人の得票に関係なく、政党が決めた名簿の順位にしたがって当選者が決まるという制度で、候補者の選挙運動は認められていません。
今回の選挙では、自民党は合区の影響を受けた候補者を、れいわは選挙活動が難しい候補者を特定枠に指定しました。
総務省が発表した個人の得票数は下記のとおりとなります。
自民党 三木亨氏1万6171票
自民党 三浦靖氏 3308票
れいわ新選組 舩後靖彦氏 4165票
れいわ新選組 木村英子氏 5211票
この選挙では、3つの政党と政治団体がこの制度を活用しました。
【関連学習】キーワード解説
- 特定枠制度(とくていわくせいど)
政党が当選者の優先順位をあらかじめ決める拘束名簿式の制度のこと。特定枠の候補の選挙運動は認められていない。
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