山岸一生議員 政治改革特別委員会(領収書の10年後公開) 字幕 20240603
山岸一生議員 10年後にこの(政策活動費の)領収書を公表するという時に、黒塗り、支出先とか、お店の名前とか、相手方の名前、日付、金額、こういったものに関して、黒塗りを認めるということはあり得るんでしょうか。
鈴木馨祐議員(自民党修正案提出者) 各政党のですね活動と関わりのある、さまざまな個人等のプライバシー、あるいは企業、団体の営業秘密の保護等とのバランス、当然政治資金の透明性は極めて大事ですけれども、そういったバランスは当然考慮されていかなくてはいけないんだろうと思います。そういった中で、今ご指摘があったようなことについても、どのような形でそういったバランスを適切にとっていくのか、このことを各党と今後真摯に協議をしていきたいと思っております。
山岸一生議員 黒塗りするってことですよね。よろしいですか。
鈴木馨祐議員(自民党修正案提出者) 今後、具体的なさまざまなやり方については、どういった範囲でとかどういったやり方で、それについては、また今後各党間で協議されるものと思っております。
山岸一生議員 まさにこれからの協議の中で、どこを黒塗りにするかということを決めていくということでございます。となるとね、じゃあこれ10年後出しますと言っても、結局のところ簡単な全体の集計表みたいなものがあって、その後にダーッと黒塗りの領収書が繋がってて中身何もわかんない、こういうことになってしまう可能性が高いということじゃありませんか。実際これまで自民党の皆さんは、外交に使ってますからとおっしゃってたわけで、外交の秘密は20年30年というふうにやってきてるわけですから、10年間では出せませんよということも当然想定されるわけでありまして、黒塗りの領収書がオンパレードになってくる。つまり、今まで僕ら政策活動費、ブラックボックス批判してきましたけどもね。このブラックボックスを手間暇かけて細かいブラックボックスにしていくというだけの改革になってしまいかねないんじゃないか、これ非常に問題が大きいというふうに思います。