日本は国際捕鯨委員会(IWC)から脱退したため、1988年から中断していた7月1日から商業捕鯨が再開されます。
IWCはクジラの資源を保護に関する国際機関で日本は1951年に加盟しましたが、捕鯨に反対する国と支持する国との対立が深まり日本は2018年の12月に脱退を通告していました。
商業捕鯨は、ミンククジラなどを対象に捕獲枠を設けたうえで、日本の領海内と排他的経済水域(EEZ)で行われます。
[box02 title=”【関連学習】キーワード解説”]
- 国際捕鯨委員会(こくさいほげいいいんかい)
- 排他的経済水域(はいたてきけいざいすいいき)
略称はIWC。国際捕鯨取締条約に基づき鯨の資源の保存と捕鯨産業の秩序ある発展を図ることを目的とし設立された。
略称はEEZ(Exclusive Economic Zone)
沿岸国が、水産資源や海底鉱物資源などについて開発や管理などの管轄権を持つことができる水域
[/box02]