2024年5月14日「衆議院」政治倫理審査会 亀井亜紀子議員

727 回視聴 2024/05/14亀井亜紀子議員 政治倫理審査会(申立て 趣旨説明) 字幕 20240514

亀井亜紀子議員  44名に対する審査申立てに関する件につきまして、その趣旨をご説明申し上げます。  去る2月13日、自由民主党は、派閥による政治資金パーティーに関する全議員調査結果を公表した。これによれば、標記44名の議員は、派閥から政治資金パーティー収入の還付金等を受けながら、自らの支部、関係政治団体の政治資金収支報告書に収入として記載していなかった。または、記載すべき項目に正確に記載していなかったことが判明している。政治資金規正法は、政治団体に一定の届け出義務を課し、その会計処理に一定の定めを設け、収支に関する報告を求め、政治資金の授受に関する一定の制限を課しており、標記44名の議員による政治資金収支報告書への不記載等は、法に反する行為である。この事実は、同党が所属議員に対して行った調査結果として公にされたものであり、いわば公党として、裏金の存在を認めたことにほかならない。  標記44名の議員は、政治倫理綱領にある、われわれは政治倫理に反する事実があるとの疑惑をもたれた場合には、みずから真摯な態度をもって疑惑を解明し、その責任を明らかにするように努めなければならない、との理念に則り、進んで政治倫理審査会に出席し、不記載等の経緯とその使途等についてつまびらかに説明した上で、立法に携わる一員として、政治的、道義的責任を明らかにすることを要求する。  今回の申立ては、去る4月28日に投開票された衆議院補欠選挙を経て、本審査会の野党委員が1名増えたことにより可能となりました。つまり直近の民意を反映し、44名の議員に対して説明責任を果たすよう求めるものです。再発防止に向けた政治資金規正法の改正を実効性のあるものにするためには、真相解明が急務であることは言うまでもありません。そのためには、今回申立て対象となった議員の皆さまに出席をいただきたく、本審査会として、ただいま議題となっております、議員青山周平君外43名に対する審査申立てに関する件の審査に入ることについて、速やかに委員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。

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