江田憲司議員 予算委員会3(政策活動費)字幕 20240422
江田憲司議員 政策活動費というのは領収書のいらないお金として、従来、自民党の中では運用されてきたんではないですか。
岸田総理 領収書をはじめ、使用について説明ができるような状況にしておく、これは重要なことであり、私自身も領収書を含めて、どのように使ったのか説明ができる状況にしてあります。
江田憲司議員 じゃあ自民党の幹事長さんはどうなんですか。茂木幹事長、現職には10億円弱。二階、当時幹事長、5年間で50億円弱ですよ。国税庁は課税対象だと明確に言いました。岸田総理は問いただされた時に、適切に使っておりますと、確認するまでもないというご答弁を明確にされました。国税庁さん、確認するまでもないという言い訳が税務署に通用するかどうか。
国税庁 一般論で申し上げますが、個人の使用経費につきましては、納税者から様々な書類によりまして、必要経費として支出したという事実を示していただくこととなります
江田憲司議員 書類で証明できなければ、これは脱税になるということです。今、脱税の立件基準、1億円以上ですから、10億円のうち9億円、領収書や書類が揃っていても、1億円、証明できなければ歴代自民党幹事長は告発、立件されるということですよ。これが一つ目の闇。二つ目、政策活動費では、自民党の議員、過去の皆さんも含めて、選挙の時の陣中見舞いに使ったとおっしゃっているんですね。鈴木宗男さん、昔、総務局長で選挙担当でしたけれども、選挙事務所の経費だとか陣中見舞いとおっしゃりました。石破茂さん、去年12月のテレビ番組で、選挙の陣中見舞い、国会対策費等に使ったと発言されている。選挙の陣中見舞い、配ってるんですか。
岸田総理 使途について申し上げることはいたしませんが、資金が渡った先も含めて法律に従って適正に処理されること、これが大前提であると考えます。
江田憲司議員 政策活動費の闇っていうのはね、もういくつもあってね、はっきり言って究極の裏金、アングラマネーなんです。政策活動費は廃止しましょう。
岸田総理 政策活動費については裏金というものではないということを申し上げた上で、透明性を高めるという議論については、政党のお金をどのように考えるのか、議論をしてまいります。
江田憲司議員 年間で14億円も不透明な使途不明金があるのに、何が透明化、デジタル化ですか。ちゃんちゃらおかしいですよ。自民は脱税、国民には増税ではね、この国は立ち行きませんので、これを強く指摘して私の質問を終わります。