岡田克也議員 予算委員会3(政策活動費) 字幕 20240422
岡田幹事長 政策活動費について、総理は国会答弁の中で最も重要な課題は政治資金の透明性の問題であるというふうに答えておられます。政策活動費については透明性ないわけですね。透明性が大事だというなら、政策活動費についてもしっかりと改革するってことが当然だと思いますがいかがですか。
岸田総理 議論にのぼってくるものについては議論に貢献をいたします。
岡田幹事長 自民党としてどうするかっていうことを私は聞いているわけですよ。安倍派の裏金の問題5年間で6億円。でも同じ5年間で、二階幹事長だけで47億円。茂木幹事長だって2022年見れば9億円。それは何に使ったか全く説明されてない。何に使ったか明らかにする。それは政治資金収支報告書を作ることの意味じゃないですか。
岸田総理 戦略的な党の方針が、他の政治勢力や外国勢力にも明らかになる等については配慮しなければいけない。各党共通のルールとして議論をする。これは政治の信頼性を確保するという観点から、重要な議論であると考えます。
岡田幹事長 自民党以外は政策活動費についてやめるか、中身を明らかにするって歩調を合わせて言ってるわけですよ。その中で議論する議論すると言って何も具体案を出さない。例えば、2019年の参議院選挙で河井夫妻が地方議員や後援会員らに2871万円を配ったという事件ありました。メモが出てきて幹事長3300、そして選対委員長は100と。この3300。二階幹事長にこれどこから得た金なのか確認しましたか総理。
岸田総理 報道等でそういったメモが出た。これは記憶しておりますが、その後どうなったのか私は承知をしておりません。
岡田幹事長 各県連でも1億9千万円ぐらいの金額が各地方議員の皆さんはじめ個人に渡っているということです。本当にメス入れないと国民の政治不信は止まりませんよ。
岸田総理 透明化する等のルールについては、自民党もどうあるべきなのか判断をいたします。
岡田幹事長 巨額のお金が候補者などにばらまかれていたとすると、記載がなければ全部違法ですよね。相当根が深いですよ。こういうものと決別して、制度改革をするお気持ちはありませんか。
岸田総理 全体の中で政策活動費についても議論する。これはやぶさかではありません。
岡田幹事長 最初から最後まで議論する。結局やる気がないということはよくわかりました。