藤岡隆雄議員 地こデジ特別委員会1(裏金問題の処分) 字幕 20240416
藤岡隆雄議員 総理、自らの裏金処分なしに納得しない声、約8割あります。総理、今からでも、自らに裏金問題の処分を下すべきではないですか。
岸田総理 今まで刑事責任に続いて実態解明、そして政治責任についても問われてきたわけでありますが、何よりもこの信頼回復のためには再発防止、国会における法改正をはじめとする取り組みを続けていかなければなりません。こうした取り組みをしっかりと先頭を切って進めることによって、総裁としての責任を明らかにしたいと考えております。
藤岡隆雄議員 リーダーの姿勢として恥ずかしいですね。 安倍派5人衆のお一人と言われました萩生田前政調会長。不記載は2728万円、ランキング3位。総理は処分基準を示唆するものとして、国会で政倫審など、説明責任の果たし方などを見極めながら、処分などを判断していくと国会で語っておりました。萩生田さん、政治倫理審査会に出席もされません。不明不明という収支報告書も話題になりました。なぜ萩生田前政調会長の処分は大甘なんですか。
岸田総理 今回の処分にあたっては、それぞれの議員歴ですとか派閥における立場ですとか、さらには不記載の額、そして説明責任のあり方等、これを総合的に判断したと説明をさせていただいております。いずれにせよ、外部の有識者を含めた党紀委員会において、党の手続きにしたがって処分を判断いたしました。この判断を重く受け止めて、この政治責任を明らかにし、けじめをつけたいと考えております。
藤岡隆雄議員 今、えこひいきじゃないかという声も上がりました。本当に何か見ていて、処分を利用して総裁選に利用しようじゃないか、というふうな雰囲気にしか何か見えませんね。 裏金500万円未満を処分の対象にしないということは、何か自民党は500万円の壁というものがあるんでしょうか。裏金公認と思われても仕方ないんじゃないんでしょうか。
岸田総理 長年、不記載という慣行が続いてきた。やめさせる立場にある人間とそうでなかった人間、それとあわせて金額の多寡についても、政治責任を考える上で一つの物差しとなる、こういったことも指摘をされました。そういったことから、処分において差がついたものであると認識をしております。
藤岡隆雄議員 自民党さんには裏金500万円の壁があると。自民は脱税、国民は増税と言われても、しょうがないというふうに私は思います。