辻元清美議員 参議院予算委員会1(裏金問題 聞き取り調査) 字幕 20240328
辻元清美議員 聞き取り調査、4人の安倍派幹部の一部から、キックバック再開の判断には森元総理が関与していた。こんな新証言が出たと報道されました。先ほどですね、理事会が開かれました。自民党のほうからは、今後の追加の聴取、森元総理も含むというようなご発言があったようです。よろしいですね。
岸田総理
今回の聞き取り調査の対象に含まれ得るわけでありますが、誰を対象にするのか、今まだ調整をしているところであります。
辻元清美議員
これやっぱりね、森元総理に聞かないとわからないと思います。 昨日の聞き取りの後、キックバック再開について、2022年の3月に安倍氏が細田前衆議院議長、西村、世耕両氏を集めて、還流についての話し合いが持たれた可能性があると。この点については、2月14日の政倫審で、世耕議員は記憶にないと答えてるんですね。世耕さんが政倫審で虚偽答弁したのかということになりかねないんですよ。政倫審で嘘を言ってたかもしれない。国会なめるんじゃないですよ。やはり政倫審では決着つかないので、世耕さんをはじめ、まずこの4人、証人喚問ではっきりさせればいいと思うんですよ。証人喚問というのは、答えを控えさせていただくと答弁したところが、隠したいところだってわかるんですよ。公の場で国民の場でやろうじゃないですか。自民党総裁として受けて立ってくださいよ。
岸田総理
国会において判断いただくことであると考えます。
辻元清美議員
今日の理事会で、なぜ再調査を始めたのかという理由に対して、2月の調査の中で、3月の還流協議がなされた可能性があった。そこをはっきりさせなきゃいけないから、再調査を始めたというような説明があったんですよ。事実ですか。
岸田総理
私は何のことだかよくわかりません。
辻元清美議員
今年の2月にですね、自民党は調査報告書をまとめられましたね。この時にすでに、22年3月の安倍派の還流協議がなされた可能性が浮かび上がってたと。その点も含めて、きちんと再調査を今回しなきゃいけないという説明を理事会で受けてるんです。これでいいですね。
岸田総理
2月の聞き取り調査のみならず、まだ国民の皆さんの中にさまざまな疑念の声がある。しっかり党としても確認をした上で、政治責任を判断しなければならない。こういったことで追加の聞き取り調査を行っている。これが今回の趣旨であります。