2024年1月29日「衆議院」予算委員会 集中審議(政治資金問題)階猛議員

階猛議員 予算委員会1(脱税)字幕

階猛議員  

今回、多数の自民党所属議員が、派閥の政治資金パーティーの売上金からキックバックであったり、中抜きであったり、様々な方法で裏金を作り、収入や支出を隠蔽したり、改ざんしたりして、政治資金の収支報告書に実態と異なる嘘の記載をしてきたことが明らかになりました。そもそも なぜ裏金が必要だったのか、明確な答弁をお願いします。

岸田総理  

裏金について、目的が何だったのかということについても収支報告の訂正が行われる中にあって、本人の説明責任とあわせて党としても聞き取り等を行うことによって実態把握に努めてまいりたいと考えています。その中で今回の事件、事案がどういった意味が政治的にどういったものであったのか、これを明らかにしていきたいと考えています。

階猛議員  

結局、答えられないわけですよ、裏金がなぜ必要だったのか。でも、今の説明を聞いている限りは、裏金分については非課税の特権を与える必要は全くないということは、皆さん明らかになったと思います。  まもなく確定申告が始まりますけれども、今のままでは国民の納税意識が損なわれることは明らかだと思います。国民に納税をお願いする行政府の長であり、自民党のトップである岸田総理から、裏金を受け取った議員に対しては、全員修正申告をして納税義務を果たすよう命じるべきだと思いますがいかがでしょうか。

岸田総理  

政治資金につきまして、政治資金規正法をはじめ、法律に従って取り扱う、これは当然のことであります。法律に従って報告を行い、そして納税等についても法律に従って対応していくこと、国会議員であっても当然のことであると考えます。

階猛議員  

もう一度お尋ねします。裏金を受け取った議員に対しては、修正申告をして納税義務を果たさせる、これを総理お約束いただけますか。

岸田総理  

法律に従って厳正に対応をさせます。

階猛議員  

岸田総理は昨年の今頃は防衛増税に熱心でした。去年の秋からは、新たな借金をこさえてまで、減税にこだわってこられました。しかし今、一番国民が求めているのは、増税でも減税でもありません。裏金議員の納税です。

タイトルとURLをコピーしました