「毎月勤労統計調査」において、東京都内では一部の事業所しか調べていなかったことなど、不適切に行われていた問題について、特別監察委員会が検証結果を取りまとめました。
報告書では、平成16年から統計法違反を含む不適切な手法が行われており、不適切だと知りながら以前からの手法が長年継続していたとしています。統計や行政への信頼を失わせる事態であることが懸念されます
[box02 title=”【関連学習】キーワード解説”]
- 毎月勤労統計調査(まいつききんろうとうけいちょうさ)
- 基幹統計調査(きかんとうけいちょうさ)
厚生労働省が実施する調査で、賃金や労働時間、雇用の変動を明らかにすることを目的にしている
国の重要な統計調査である基幹統計調査で、常用労働者が5人以上いる事業所を対象として毎月実施する調査などがある。
国の重要な統計で政府が政策を立案する際の根拠となるもの。56の統計があり、調査手法や項目などを変更するには総務相の承認が必要
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